ホームページの仕組み

・ホームページが見られる仕組みは?

  ホームページは、インターネットに常に接続された Web サーバーにあるファイルを、 閲覧者がブラウザソフトを使って、観ることが出来るシステムです。

    このためホームページの作成者は、ホームページの原稿ファイルを作り、そのファイルを、 ホームページを公開するサーバーに置くことになります。

  一方、閲覧者はブラウザソフトを使って、そのフォルダのアドレス(URL)を指定することで、 このホームページを観ることが出来ます。(右図)
   ADSLについて   参考サイト: HPのしくみ  DNSの仕組
 
 

・ホームページの構造

  Web サーバーに置かれるファイルは、HTMLファイルと言う決まりで作られています。
  ホームページは指定されたアドレス(URL)の入力で最初に表示される「トップページ」と、 そこから「リンク」される「サブページ」とで構成され、次のようなツリー構造になっています。 なお実際のファイルは、パソコンにある一般のフォルダ構成と同じように配置されます。

   トップページ  ・・・・原則 index.html (もしくは index.htm)
     ├ サブページ1
     │ ├ サブページ11
     │ └ サブページ12
     ├ サブページ2
     │ └ サブページ21
     │   └ サブページ211
     └ サブページ3

 パソコンに層構造のフォルダがあり、それぞれにいくつかのファイルがあることと同じですが、各ページ間で、 画像や文字をクリックすると他のページにジャンプするよう「リンク設定」されていることが HTMLファイル特徴です。

  「リンク設定」されている箇所を「クリック」することで、そのリンク先にジャンプすることが出来ます。



・各ページの構成

  各ページは HTMLファイルと画像・音声ファイル等で構成されています。
  閲覧者のパソコンのブラウザソフトは Web サーバーから送られてくるこれらのファイルを、ブラウザ上に文字、 画像をレイアウトして表示します。
   (下記サンプルページ参照)     「ホームページを作ってみる」へ

   各ページ
     ├ HTMLファイル ・・・・・ ***.html (もしくは ***.htm)
     │ └ リンク先 HTML子ファイル
     │    ├ 画像ファイル等
     │    └ ・ ・ ・
     ├ 画像ファイル ・・・・・ ***.jpg、 ***.gif など
     ├ 音声ファイル ・・・・・ ***.mid、 ***.wav など
      ・  ・ ・
      ・  ・ ・
  【表示されるページ】
 
 【HTMLファイル】  【画像ファイルの一つ】



・ADSL回線の仕組みは?

 通常インターネットに接続する方法には、ダイヤルアップとADSLの二つの方法があります。

 ダイヤルアップは、パソコンからのデータを電話回線を使って、やり取りする方法で、 電話局の交換機を通りますので、接続時間に応じた従量電話料金が掛かります。
 一方、ADSLは電話通信では使わないより高い周波数を使ってプロバイダに常時接続されています。 このため定額固定料金になります。

 ADSLの周波数は電話の周波数より広い周波数帯域を使っていますので、 高速のデータ通信が可能です。しかし高い周波数は遠くに届き難い性質を持っていますので、遠距離になるに従いスピードは低下します。
  さらに、電話局からプロバイダまでの回線は契約者同士が共用していますので、データの伝送速度は最大伝送速度から低下します。 実際の速度は、最大伝送速度の数分の一になることが普通です。
 この点ダイヤルアップは、プロバイダまでの伝送速度の保障された電話回線を占有して使いますので、 遅いスピードながら安定した速度が保障されます。
 このため極端な場合は、ダイヤルアップのほうがADSLよりも速いことも起こり得ます。

 ADSL接続の最大のメリットは電話と同時に使うことが出来ることではないでしょうか。
  ダイヤルアップでは、PCがインターネットに接続している間は、PCが電話回線を占有していますから電話やFAXも併せて使うことは出来ません。
  ADSL参考サイト:技術講座(ADSL-1)


Topページ  ITページtopへ