トップページへ
PHP を使う

  1. PHP とは
    1. PHPは、HTMLに埋め込むタイプのスクリプト言語で、テキストベースのインタープリター言語です。
      HTML文書中に記述されたスクリプトを実行し、結果を HTMLデータとしてWebブラウザに出力します。
            【PHP ファイルサンプル】                  【表示例】
      つまり php は、HTML文書中に、<?php 〜 ?> と直接書き込まれ、Webブラウザで表示出来ます。
      しかも、<?php 〜 ?> の部分以外は、HTMLとして解釈されます。

  2. PHP を動かすには
     上記のような php ファイルの記述をサーバー側で解釈して、HTML データとして送り出すように出来れば、php ファイルに応じてプログラム演算等をしてブラウザに返すことが可能となります。
     そのためには、PHPの仕組みを組み込まれたサーバーを利用しなければなりません。 その方法には、次の2つがあります。
    1. PHPの入っているレンタルサーバを借りて利用する。
      PHP 利用可能サーバー例:  ミニバード  ロリポップ  さくらサーバ
    2. PCに Apache と PHP をインストールして、PHPを動かすWebサーバとして利用する。 (以下参照)

  3. PHP を PC にインストールする [XAMPP をインストールする方法がより便利]
      PC に PHP をインストールするには、Apache と、PHP のインストールを行います
    1. Apache のインストール  参考サイト1  参考サイト2
      1. Apache のダウンロード
        Apache のダウンロードサイトから、「Windows用MSIパッケージ」(httpd-2.0.64-win32-x86-no_ssl.msi 等)をダウンロードします
      2. Apache のインストール
        ダウンロードしたファイル(例 httpd-2.0.64-win32-x86-no_ssl.msi)をダブルクリックすると、インストールが開始します
          参考サイト1  参考サイト2
      3. Apache の起動確認  
        インストールが完了すると、タスクトレイに「Apache Service Monitor」が表示されます
        Apacheサービスが起動時は、緑色になり、休止時は赤色になります 右図→
        これをクリックすると、Apacheサービスが起動、休止を変更できます。
      4. Apache の動作確認
        Apacheサービス起動時に、ブラウザのアドレス欄に「http://127.0.0.1/」、または「http://localhost/」と入力してローカルホストにアクセスすると、右図のような「Apache のテストページ」が表示されます

    2. PHP のインストール  参考サイト1  参考サイト2
      1. PHP の入手
        PHP のダウンロードサイトから、Apache 用の (php-5.2.17-Win32-VC6-x86.zip 等)をダウンロードします
      2. PHP のインストール
        ダウンロードした zipファイルを解凍し、「C:\php」に移動します。
          参考サイト1  参考サイト2
      3. 各ファイルの編集
        • ◆php.ini の編集
          1. 「php」フォルダ内にある「php.ini-development」ファイルを「php.ini」にリネームし、「C:\WINDOWS」フォルダ内にコピーします。
          2. コピーした「php.ini」を修正し、環境を設定します。以下のような設定をします。
        • ◆httpd.conf の編集
      4. php の動作確認
        <? phpinfo(); ?> と記述したPHPファイル(info.php)を作成し、上記で設定したドキュメントルート[C:\Program Files (x86)\Apache Software Foundation\Apache2.2\htdocs] 内に保存します。
        ブラウザのアドレス欄に「http://127.0.0.1/info.php」と入力してローカルホストにアクセスして、下図のような PHP動作ステータスが表示されれば、Apache上で PHPが正常に動作しています。

  4. PHPを使うには
    1. 作成した php ファイルの保存先
      上記で設定した、[C:\Program Files (x86)\Apache Software Foundation\Apache2.2\htdocs] が保存先です。
      上記の設定で php.ini を変更した場合はそこが保存先になります。
    2. php ファイルの例
      具体的な、PHP ファイルとしてサンプル(四則演算PHP)を作り、php サーバ―に保存します。
             【PHP ファイルサンプル】               【表示例】
      このように、php ファイルは、php サーバーの演算機能を使ってプログラミングを実行できます。
       
    3. 基本構文   参考1  参考2  参考3
      • ◆HTML に右のように記述します。
         <?php 〜 ?> の個所はいろいろな書き方がありますが、<?php 〜 ?> が一般的です。
          <?= 〜 ?> や <%= 〜 %> は、<?php echo 〜 ?> と同じ意味です。
      • ◆コメントの書き方には、右の3種類があります。
      • ◆各命令は ;(セミコロン)で区切ります。
      • ◆結果出力は、print、echo、ヒアドキュメントを利用します。 これらは言語構造なので括弧で括る必要はありません。
          print は、単数の引数を指定し、戻り値として常に1を返します。
          echo は、「.」又は「,」で区切って複数の引数を出力出来ます。
          ヒアドキュメントは、改行文字が不要で HTML文をそのまま記述できます。
                【記述例】     【出力例】

  5. 色々な利用
    1. フォームデータの送受
      • ◆入力フォームよりデータを入力し、php ファイルで表示させます。
         【入力用ファイル】 [ex51.html]  → →
         → → 【表示ファイル】 [regist.php]

    2. 外部ファイルの読込 (外部ファイルを読み込んでページを表示できます)
       【ファイル例】 [ex52.php]  → → →
      → → → 【表示例】

    3. フォームメールの利用
       上記の発展形としてフォームメールのページなども作成できます。
         (自前で作るのが面倒なら出来合いを借りましょう。↓)
      1. Sapphirus.Bizさんのページ ・・・・・・・・・確認画面用等が使えます
      2. kens-webさんのページ ・・・・・・・・・・・・・確認画面用等が使えます
      3. ジューベーKKさんのページ・・・・・・・・・・対スパム機能付きです
      4. yume.labo86さんのページ・・・・・・・・・・・確認画面用等が使えます

    4. PHP掲示板の利用
        PHP掲示板のページもあります。↓  参考
      1. phpspot.netさんのページ ・・・・・・・・・・・設定例はこちら
      2. TATSUO IKURAさんのページ ・・・・・・・・ソースリストがあります
      3. cgi-garageさんのページ ・・・・・・・・・・・・多機能掲示板_PHP版です
      4. 平山 晃さんのページ ・・・・・・・・・・・・掲示板の作り方が解説されています

    5. ファイルの読み書き
      1. fopen関数で、ファイルの読み込み・書き込み方法
      2. CSVファイルの、読み込みや書き出し

    6. データベース操作

    7. Wordpress を使う
      具体的には、こちらをご参考に。
       
    8. グラフを表示する
      ライブラリ  サンプル集  all about  install  JpGraph  エラー  Fatal error 

  6. 関連サイト
    1. PHPリファレンス
    2. PHP 入門