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Yahoo! map JS版V2 で地図を描く-3

◆表示地図を操作する

 先に述べたように、1.地図の表示方法と、2.表示の制御を踏まえて、色々な地図を作成します。   参考
  1. イベントを使う。  参考m3   具体例
     クリックや移動などの動作に伴なう処理を登録できます。位置情報を取得するメソッドなどと組み合わせます。
     
  2. アイコンを表示する。  参考m4   具体例
     地図上にアイコンを設置してマークとし、その場所の詳細情報などを表示します。
     
  3. ポリライン、ポリゴンを表示する。  参考m5   具体例
     地図上にポリライン、ポリゴンを設置して、その詳細情報などを表示します。
     
  4. GeoRSSデータGeoRSSデータを表示する  参考m6   具体例   (RSSとは)
     RSSの情報を地図上で利用・表示できます。
     

1.イベント

  • addEvent()を用いてイベントに伴う処理を登録します。
     例    具体的なページ例はこちら


     イベント定数 ( = YEventType.イベントの種類 )
    イベント定数 説 明 引 数
     YEventType.MAP_CLICK  地図をクリック  クリック位置の緯度経度
     YEventType.MAP_MOVING  地図のスクロール中  なし
     YEventType.MAP_MOVED  地図のスクロールの停止  なし
     YEventType.MOUSE_OVER  地図上にマウスカーソルがある  なし
     YEventType.MOUSE_OUT  地図からマウスカーソルが外れる  なし
     YEventType.MOUSE_MOVE  地図上をマウスカーソルが動く  カーソル位置の緯度経度
     YEventType.LAYER_CHANGED  縮尺を変更  なし
     YEventType.MODE_CHANGED  地図の種類を変更  なし
     YEventType.ICON_CLICK  アイコンをクリック  対象アイコンのID
     YEventType.ICON_DBLCLICK  アイコンをダブルクリック  対象アイコンのID
     YEventType.ICON_MOUSEOVER  アイコン上にマウスカーソルがある  対象アイコンのID
     YEventType.ICON_MOUSEOUT  アイコンからマウスカーソルが外れる  対象アイコンのID
     YEventType.ICON_MOUSEDOWN  アイコンにマウスダウン  対象アイコンのID
     YEventType.ICON_MOUSEUP  アイコンにマウスアップ  対象アイコンのID
     YEventType.POPUP_OPEN  吹き出しが開く  対象アイコンのID
     YEventType.POPUP_CLOSE  吹き出しが閉じる  なし

2.アイコン

  • addIcon()を用いてアイコンを配置します。
     例    具体的なページ例はこちら


     アイコン引数
    引 数 説 明
     アイコンID  アイコン操作時区分用等  "icon"+n
     pos  北緯度東経度  "35.678327,139.770444"
     吹き出し内容  不要時は「""」、HTMLタグも利用可能。  "ここは東京駅です"
     カテゴリID  アイコン画像を指定するID。省略時は"L1"
     既定のものは、"L1"-"L5","S1"-"S5"。
     任意画像を使う時は addCategory()* で登録。
     "L1"
     ラベル内容  アイコンの横に表示する説明文  "東京駅"
    • addCategory() について
       例

       * 画像スタイル: {"width": 画像幅,"height": 画像高さ,"dx": x オフセット,"dy": y オフセット }

     ●アイコン操作メソッド
    メソッド 説 明 補 足
     addIcon(id,pos,popup,type,label)  アイコンを配置  引数文字列: id,pos,popup,type,label
     addIcons(ary)  複数アイコンを配列として配置  {id,pos,popup,type,label}の列
     addCategory(id, img, param)  カテゴリ(アイコン画像)を追加  引数文字列: id, img, param
     removeCategory(id)  カテゴリ(アイコン画像)を削除  id: カテゴリのID
     getIcon(id)  アイコン情報を取得  例: ymap.getIcon(target.id).pos
     removeIcon(id)  アイコンを削除  id: カテゴリのID
     clearIcon()  すべてのアイコンを削除  引数なし
     moveToIcon(id)  指定したアイコン位置に移動  id: 移動先のアイコンID
     openPopup(id)  アイコンの吹き出しを開く  id: 開きたいアイコンのID
     closePopup()  アイコンの吹き出しを閉じる  引数なし
     setEnableClickPopup(value)  吹き出しの開き方を設定
     value: true/false
     true - クリックで表示
     false - マウスオーバーで表示(デフォルト)
     setEnableLabel(value)  ラベルの表示/非表示を設定
     value: true/false
     true - ラベルを表示(デフォルト)
     false - ラベルを非表示
     setEnableDraggableMode(value)  ドラッグの可/不可を設定
     value: true/false
     true - ドラッグで移動可
     false - アイコン位置を固定(デフォルト)

3.ポリライン、ポリゴン

  • addPolyline()を用いて、任意の場所にポリラインを描きます。
     例
      pos = new Array(new YLLPoint(35.658230,139.732425),new YLLPoint(35.658691,139.732436),new YLLPoint(35.660055,139.735360),new YLLPoint(35.661644,139.733459),new YLLPoint(35.662132,139.734081));
      popup = "<font size='-1'><b>六本木ヒルズ</b>から<br><b>東京ミッドタウン</b></font>";
      ymap.addPolyline("p1",pos,popup,{"strokeWidth":7,"strokeColor":"ff00ff","strokeOpacity":1 });

  • addPolygon()を用いて、任意の場所にポリゴンを描きます。
     例
      pos = new Array(new YLLPoint(35.657420,139.731087),new YLLPoint(35.656679,139.731509),new YLLPoint(35.656778,139.732721),new YLLPoint(35.657564,139.732877),new YLLPoint(35.658034,139.732032));
      style = { "strokeWidth":5,"strokeColor":"ff9900","strokeOpacity":1,"fillColor":"ffcc00","fillOpacity":0.4 };
      ymap.addPolygon("p2",pos,"六本木ヒルズ",style);

  • 具体的なページ例はこちら

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