JavaScriptを使う

  1. JavaScript とは
     ホームページの記述の基本はHTMLファイルですが、その不足や演算機能を盛り込むことが出来る言語が「JavaScript」です。JavaScript を用いると、ウェブページの上の表示を動的に変更して、時刻を表示したり、入力値を演算したり、さらにはゲームまで出来たりします。
     JavaScript だけではホームページを作ることは出来ません。HTMLファイルの中に、書き始め(<script>)と終わり(</script>)との間に JavaScript を記述します。
     JavaScript へのデータのやり取りは、HTMLタグに「イベントハンドラー(onLoad onClick onMouseOver等)」を記述して行います。なお JavaScript では大文字と小文字が区別されます。

     「Java」は JavaScript とは別物で、通常のアプリケーションを作成するための言語です。ただし、Java で作られた「JavaApplet」ファイル(***.class)は HTML の <APPLET>タグで動かすことが出来ます。参考
       参考サイト: JavaScriptとは?  独学JavaScript  初心者向け解説  JavaScript って何?  JS サンプル

  2. JavaScript の具体例
     JavaScriptプログラムは HTMLファイル内に記述します。ここで、 <script> ~ </script>が具体的なJavaScriptのプログラムで JavaScriptの仕様に従っています。  時計のサンプル:  サンプルコードJS サンプル集JavaScript例文辞典へJavaScriptリファレンス

                 【Javascript のリスト例】
    <!DOCTYPE html>
    <html lang="ja">
    <head>
      <meta charset="UTF-8">
      <title>js_sample</title>
      <script>
        function hyouji(nakigoe){
          are=window.open('','aaa','width=250,height=200');
          are.document.write('<H2 align=center>'+nakigoe+'</H2>');
        }
      </script>
    </head>
    <body>
      <form>  ボタンを押して下さい。<br><br> 
        <input type="button" value=" 犬 " onClick="hyouji('わん!わん!')"> 
        <input type="button" value=" 猫 " onClick="hyouji('ニャン!ニャン!')">
      </form>
    </body>
    </html>
    【 左記の表示例
    (押すボタンに応じ鳴き声を表示します)



    【参考サイト】
    HTML5の書き方
  3. JavaScriptの基本概念
    1. JavaScriptでは、1.オブジェクト(対象物)に、2.プロパティ(属性)を指定し、3.メッソド(処理)を、4.イベントハンドラ(起点処理)で指定したりします。

      上の例は、document.querySelector('body') がオブジェクト、style.backgroundColorがプロパティ、alertがメッソド、onclickがイベントハンドラとなります。つまり、「クリックして!!」をクリック(onclick)したときに、documentオブジェクトの querySelector('body')オブジェクトのプロパティ(style.backgroundColor)が、「#66ff66」=rgb(102, 255, 102)であることを表示するページです。
       
    2. その他に、 変数、関数などを扱うことが出来ます。
      ・変数  x=3; var y=8; 等のようにこの x,yを変数として、扱うことが出来ます。
      ・関数  function 関数名 (引数) { 動作内容 ; }のように書きます。 具体例は下記↓

      ・構文  条件分岐(if)、繰り返し(for)、条件分岐(switch)等があります。
  4. JavaScript を使うには
    1. プラウザの設定  参考1  参考2
      javascript が動くように「アクティブスクリプト」を有効にします (IEの場合 → )
    2. html への記述  参考
      ● html のなかに<script> ~ </script>のように JavaScript を書く

      ● script文を ***.js と名付けて保存し html から <script src="***.js"> </script>と呼込む
      ● イベントハンドラ(on~)を介して javascript を実行する。↓
       <input type="button" value="Click Me!!" onclick="alert('Hello!!')">
      ● URL記述(javascript:...)をする。↓
       <a href="javascript:alert('Hello!!')">Click Me!!</a>
    3. JavaScript非対応環境への対策 (必要に応じて)  参考

  5. JavaScript の利用
    1. JavaScript の例
    2. JavaScriptで地図を表示・操作する
      1. Google Maps を使う    Maps サンプル   記述例
      2. Yahoo! Map を使う    Yahoo! Map サンプル   記述例
      3. Leaflet を使う    使い方   Leaflet 地図   地理院タイル   カスタマイズ   重ねるレイヤ
    3. JavaScrip の注意事項  セキュリティ  JS の注意点  つまづきやすい
      1. scriptの位置   タイミング  外部ファイル  タイミング  deferとasync  レンダリング
      2. 変数の扱い   var宣言  変数宣言  var/let/const  オブジェクト  関数と変数
      3. document.write()は非推奨   DOM-based XSS  insertAdjacentHTMLを使う  document.write()を使わない
      4. return false  
    4. jQuery を使う
      1. jQuery とは?  
      2. jQueryを使う  
    5. その他
      1. メソッドとは   メソッドの使い方  関数とメソッドの違い
      2. セレクタの種類   querySelectorAll()
      3. 正規表現テスト
      4. 配列   Array.reduce()  連想配列  sort()  reduce()  可変長引数
      5. アロー関数について   関数の違い  即時関数  テンプレートリテラル
      6. Class   クラス  クラス定義  class を理解する  class構文  コンストラクタ
      7. マウスの座標を取得   
  6. JavaScript のディバッグ
    1. alert で確認する
      1.  script の中に、「 alert( 変数 ) 」を記述して「変数」の確認等をします。例↓
      2. 注意事項
        引数が非適切の場合は「undefined」「object Object」「object HTMLCollection」等が表示されます
        プロパティを一覧表示
      3. 参考サイト
        alert の使い方  alertメソッド  アラート表示
    2. console.log() で確認する
      1. console.log() を書き込む。例↓

      2. Web ページを表示時に(下左図↓)、F12 キーを押すと「コンソール」画面を表示出来ます(下右図↓)
      3. ブラウザ毎の console 画面表示方法   参考1  参考2
        「F12 キー押し」で表示可能です。それ以外にも下記のようにすれば console 画面が表示できます。
        Edge:
         1) ブラウザの右上にある横三点アイコン(・・・)をクリック
         2) 「その他のツール」>「開発者ツール」を選択
         3) 「コンソール」画面が表示される
        Chrome:
         1) ブラウザの右上にある縦三点アイコンをクリック
         2) 「その他のツール」>「デベロッパーツール」を選択
         3) 「console」画面が表示される
        Firefox:
         1) ブラウザの右上にある三本ラインアイコンをクリック
         2) 「ウェブ開発」>「ウェブコンソール」を選択
         3) 「コンソール」画面が表示される
        Internet Explorer:
         1) ブラウザの右上にある歯車アイコンをクリック
         2) 「F12開発者ツール」を選択
         3) 「コンソール」画面が表示される
      4. 参考サイト  console.logを表示  デバッグのやり方  JSONを整形表示  デバッグ効率化  console.table
    3. DOM要素値を取得する
    4. 参考サイト
  7. 関連サイト
    1. JavaScript ガイド  プログラミング講座  JavaScript講座  基本文法  JavaScriptとは  勉強中
    2. リファレンス  javascript-js.studio  逆引きリファレンス
    3. onloadイベント  addEventListener()  キャプチャ/バブリング  イベントについて
    4. querySelectorAll  querySelector()
    5. 正規表現  サンプル集
    6. テンプレートリテラル  テンプレート文字列
    7. code-prettify  Google Code Prettify  プロパティの一覧表示
    8. 安全なウェブサイト  脆弱性攻撃の防止  js の悪用  アプリを保護