反射係数=+1 は開放端を示します。海の波の岸壁に相当します。反射壁で最大振幅となり、反射壁の1/4波長前方に上下動の無い節が出来ます。
反射係数=-1 は短絡端を示します。弦の節に相当し、反射壁では上下動はありません。
合成波(黄色の)をよく見ると、振幅のピーク値が反射壁から波長の半分で腹と節が出来ていることがわかります。 正に波が留まっているように見えるので、これを「定在波」と呼びます。(図下)
腹と節の比率とその位置(反射係数)を測定することで、反射壁のインピーダンスを定義することが出来ます。