HPを作ってみる
● ホームページを作ってみる 拡張子の表示

 とにかくテキストエディタ(メモ帳など)でHTMLを書いてみましょう。

1.準備 (拡張子を表示しておこう)

 ホームページを作成する際は、ファイルの拡張子(ファイル名の最後の .txt や .html 等の文字)は常に確認できるようにしておきましょう。

 Windowsを使用している場合は、エクスプローラーを開き、その右上の「…」ボタンを押してメニューの中からオプションを選択し、フォルダーオプションの[表示]を開き、詳細設定の中で下へスクロールして「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンを押すと、全ての拡張子が表示されます。 参考
2.HTMLを書いてみる

 テキストエディタで、次のHTMLソース文を入力してみてださい。ただし、タグの英数字はすべて半角文字です。
 これを、例えば test.html というファイル名で保存します。test の部分は任意のファイル名ですが、拡張子の.html の部分は必ず .html .htm にします。

・メモ帳の場合は[ファイル]→[名前を付けて保存]で目的のフォルダに、ファイル名を test.html にして[保存]ボタンを押します。
・ホームページで作成するHTML文や画像ファイルのファイル名は、8文字以内の半角の 英数文字で名前を付けるようにしましょう。記号等は使用しないようにするのが 無難です。
HTMLソース
ブラウザの表示画面
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
 <meta charset="UTF-8">     ・・・①
 <title>ホームページの練習</title>  ・・・②
</head>
<body>
 初めてのホームページです。   ・・・③
</body>
</html>
🗋 ホームページの練習
🠤 🠦 ⟳ ✕ ☖ ⓘ ファイル・・・
初めてのホームページです。  ・・・③
 
3.ブラウザで表示してみよう →

 今作成した test.html をブラウザで表示してみましょう。test.htmlを ダブルクリックしてこれを開きます。開かない場合はブラウザの [ファイル(F)]→[開く(O)...]→[参照(R)...]などから test.htmlファイルを指定して開きます。
 「初めてのホームページです。」という文が表示され、ブラウザのタイトルバーには 「ホームページの練習」と表示されているはずです。(上図右) これで、初めてのホームページは完成です。  ( 蛇足ですが ・・・ )

4.修正してみる

 「初めてのホームページです。」という文に、メモ帳などのテキストエディタで修正して、次のようにの先頭に「私の」を付けてみましょう。↓
HTMLソース
ブラウザの表示画面
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
 <meta charset="UTF-8">
 <title>ホームページの練習</title>
</head>
<body>
 私の初めてのホームページです。   ・・・④
</body>
</html>
🗋  ホームページの練習
🠤 🠦 ⟳ ✕ ☖ ⓘ ファイル・・・
私の初めてのホームページです。  ・・・④
 
 修正したテキストファイルは上書き保存してください。
 次に、修正したファイルをブラウザで再表示します。つまりブラウザの [表示(V)] メニューの [最新の情報に更新(R)] を実行すると、修正したものがブラウザ画面に反映されます。(上図右)
5.改行してみる

 「私の」と「初めてのホームページです」の間に改行を入れてみましょう。
改行を行うには次のように、<br>タグを追加して保存、再表示します。
HTMLソース
ブラウザの表示画面
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
 <meta charset="UTF-8">
 <title>ホームページの練習</title>
</head>
<body>
 私の<br>初めてのホームページです。 ・・・⑤
</body>
</html>
🗋  ホームページの練習
🠤 🠦 ⟳ ✕ ☖ ⓘ ファイル・・・
私の
初めてのホームページです。  ・・・⑤
 
6.太字にしてみる

 今度は「初めてのホームページ」を太字にしてみましょう。次のように<b>~</b>で囲うと、太字で表示されます。
HTMLソース
ブラウザの表示画面
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
 <meta charset="UTF-8">
 <title>ホームページの練習</title>
</head>
<body>
 私の<b>初めてのホームページ</b>です。 ・・・⑥
</body>
</html>
🗋  ホームページの練習
🠤 🠦 ⟳ ✕ ☖ ⓘ ファイル・・・
私の初めてのホームページです。  ・・・⑥
 
7.色を変えてみよう

 文字の色を赤にするには、次のように<span style="color:#e00;">タグを使って、修正し、再表示します。
HTMLソース
ブラウザの表示画面
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
 <meta charset="UTF-8">
 <title>ホームページの練習</title>
</head>
<body>
 私の<b>初めての<span style="color:#e00;">ホームページ</span></b>です。 ・・・⑦
</body>
</html>
🗋  ホームページの練習
🠤 🠦 ⟳ ✕ ☖ ⓘ ファイル・・・
私の初めてのホームページです。  ・・・⑦
 
8.文字を大きくしてみよう

 さらに、<span style="color:#e00; font-size:2em;">で、文字を大きくしてみます。 次のように修正して、ブラウザで再表示すると、「ホームページ」が赤色に加え、大きな文字で表示されます。(タグの詳しい説明は、こちら)
HTMLソース
ブラウザの表示画面
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
 <meta charset="UTF-8">
 <title>ホームページの練習</title>
</head>
<body>
 私の<b>初めての<span style="color:#e00; font-size:2em;">ホームページ</span></b>です。 ・・・⑧
</body>
</html>
🗋  ホームページの練習
🠤 🠦 ⟳ ✕ ☖ ⓘ ファイル・・・

私の初めてのホームページです。 ・・・⑧
 
9.まとめ

kiso29  ここまでの経緯で解るように webページは、
 1.ページの構造は、テキストとタグ( <br> など)で編集( html 編集 )し、
 2.文字の色やサイズは、スタイル( style="~" 等)で編集( css 編集)して、
ページを作成することが分かったと思います。
 これらの記述方法の学習をさらに深めることでより多様なページが作成できます。このように作られたページは誰が見ても同じ内容が表示されるので、静的ページと呼ばれます。
 この他に、ユーザーによって異なる内容が表示されるページも作ることが出来ます。それらは動的ページと呼ばれ、JavaScript (クライアント側で動作)や CGI 及び PHP (サーバー側で動作)を使って記述します。次のステップとして勉強しましょう。
10.実際のページを作る

test09  此処までくれば、あなたも立派な「HTMLプログラマ」の仲間入りです。あとは、試行錯誤で、「ひたすら色々と作ってみる」ことが、 HTML習得の秘訣です。
 基本は出来ましたので、更に続ければ右のような実用的なトップページが作れるようになるでしょう。(アニメーションの動きはありますが、css のみで動くので静的ページです。)

 詳しくは、次の「HTMLの初歩」や、 「最少の基本的なタグ」等で述べてありますので、勉強してみて下さい。

 なお、右のページは、次のような概要のものです。ソースファイルと見較べてみて下さい。 ページのソースの見方は、「ソースTXTを表示する」を参考にして下さい。
 
 ① タイトルを「トップページサンプル」としました。
 ② 見出しを「基本的なトップページ」とし、大きな文字で表示しました。
 ③ 「挨拶文字を流して」遊んでみました。
 ④ <a>タグで、画像をクリックするとジャンプするように記述しました。
 ⑤ 今度は、「ひよこ絵を流して」遊んでみました。
 ⑥ 「水平罫線」を入れてみました。
 ⑦ <a>タグで、トップページへの「リンク」を張りました。
 ⑧ 「mailto」を使い、webページからメールソフトを起動して送信できるようにしました。


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