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Yahoo! map JS版V1 で地図を描く-3

アイコンや図形を表示する

  先に述べたように、1.地図の表示方法と、2.表示の制御を踏まえて、色々な地図を作成出来ます。  参考

  ここでは、アイコンや図形の表示の仕方を述べます

    具体的には、以下のようになります。
  表示ボタン
 
種 類 説  明
 Y.Label  ラベルを表示 (1)
 Y.Marker  アイコン画像を表示 (2)
 Y.Polyline  地図上に線を表示 (3)
 Y.Polygon  ポリゴンを表示 (4)
 Y.Circle  円、楕円を表示 (5)
 Y.Map.removeFeature()  アイコンや図形を削除する


  1. ラベルを表示する
     Y.Labelでラベルを生成します。第一引数に位置を示す Y.LatLngオブジェクトを、第二引数に表示文字列を渡します。
     Y.Map.addFeature()メソッドを追加すればラベルが表示されます。
     

  2. アイコン画像を表示する
     Y.Markerで、マーカーアイコン画像を表示できます。第一引数に位置を示す Y.LatLngオブジェクトを、オブジェクトとして渡し、オブジェクトを Y.Map.addFeature() メソッドで追加すれば標準アイコンでマーカーが表示されます。
     また、第二引数で任意の画像を Y.Iconのオブジェクトを生成し、それをobj.iconとして渡して表示することも出来ます。
     

  3. 線を表示する
     Y.Polyline を使い線を表示できます。第一引数に線の構成点を Y.LatLng オブジェクトの配列として渡し、Y.Polylineオブジェクトを生成し、Y.Map.addFeature()メソッドで追加すれば線が表示されます。
     線の描画スタイルは Y.Style で設定します。その第一引数に色(RRGGBB形式)、第二引数に線の太さ(ピクセル)、第三引数に透過率 (0~1.0) を指定し、Y.Polylineの第二引数をobjとしたとき、obj.strokeStyle として Y.Styleオブジェクトに渡します。
     

  4. 多角形 (ポリゴン) を表示する
     Y.Polygon を使って多角形を表示できます。第一引数に線を構成する点を Y.LatLng オブジェクトの配列として渡し、Y.Polygon オブジェクトを生成し、それを Y.Map.addFeature() メソッドで追加すれば外郭線が表示されます。
     Y.Polygon は境界線のスタイルとして strokeStyle、塗りのスタイルとして fillStyle の2つを指定できます。
     

  5. 円を表示する
     Y.Circle を使い、円あるいは楕円を表示します。第一引数には円の中心の緯度経度を指定します。第二引数に円の半径を Y.Size オブジェクトで指定します。Y.Size のコンストラクタは東西方向の半径、南北方向の半径の順にピクセル値で指定します。第三引数は Y.Polygon と同様 strokeStyle および fillStyle で指定します。
     なお半径はデフォルトのピクセル「"pixel"」だけでなく、キロメートル「"km"」で指定することもできます。
     

  6. アイコンや図形を削除する
     追加したアイコンや図形を削除するには、Y.Map.removeFeature() メソッドを使用します。
    removeFeature()メソッドには Y.Marker や Y.Polyline といったオブジェクトそのものを引数として渡します。
     
   ●以上の具体的なページ例は以下のようになります。   拡大例
 
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