HTMLを超える

HTMLの枠を超えた仕様
1.スタイルシートを使う
 ホームページをある程度作っていくと、ページの表現等で不自由さを感ずることがあります。
  ホームページは、テキスト文をHTMLの仕様に従って記述するページ表現手法として発達してきましたが、 「Mosaic」などの出現によって、 画像ページなどを表示出来るなど、いくつかの機能が追加されてきました。それに合わせて、より表現力のある記述を求められるようになります。 HTML表現で不足する装飾能力を補足する手法が「スタイルシート(CSS)」です。
  このHTMLファイルで不足する表現能力をCSSファイルに分担・拡充することでより肌理の細かい表現が出来るようになります。 具体的な例を、同じHTMLファイルにCSSを適用していない場合と、 CSSを適用した場合との比較で、比較して見て下さい。
  また、記述方法の基本事項は、こちらでより詳しくご覧下さい。

2.XML仕様
 ホームページの装飾表現をCSSで分担拡充する一方で、ページの記述内容に特化させたファイルが、XMLファイルです。
  XMLファイルでは、後でデータ分析したり、部分表現などの多彩な処理をし易いように、分類用のタグを付けてファイルを作成することができます。 その結果、必要に応じて、必要な項目のみを表示するように制御することも可能です。
   最新のブラウザはこれらに対応していますので、CSSと合わせてより魅力的なページ作りが行われることになります。 XMLについては、次のような参考サイトをご覧下さい。
    XMLの初歩   たのしいXML   XML

3.CGIを使う
 HTMLファイルを蓄えておくサーバーも所詮はコンピュータですから、演算やデータ処理が可能です。 そのような作業を管理・指示するファイルがCGI(Common Gateway Interface)プログラムです。通常はperl文で書くことになります。 ただし、このファイルはサーバーに演算指示を与えるプログラムですから、使用を許可しないプロバイダや 制限をするプロバイダがあります。利用する際は、プロバイダの説明をご覧ください。  参考サイト

 アクセスカウンタや掲示板などデータをサーバー側に置く処理は、この種のプログラムを 動かす必要があります。プロバイダ によっては、それらの機能をタグ一行を加えることで簡単に使える ように提供していますので、まずは手軽に使いたい方にはお勧めです。

  そのようなサービスを受けられない場合は、次の手段としてプログラム配布サイトの CGI を利用することになりますが、 それでも初めての人にとってはいささか大変です。その場合、このような手順で行います。
  なお、個人のPCを独立のサーバー化することで、CGIプログラムを事前に自分のPC上でテストすることが出来ます。
    参考サイト:  CGI入門   CGI基礎   WWWサーバ化

4.Java Script (JScriptはJava Scriptと互換性あり)
 同じ理由から、閲覧者(クライアント)側のコンピュータに処理をさせるファイルがJava Scriptで、 HTMLファイルの中に書かれます。具体的には、HTML仕様では<! 〜 >がコメント記述方法 であることを使って、次のようにHTMLファイル内にJava Scriptプログラムを記述したりします。ここで、 " 〜 "が具体的なJavaScriptのプログラムで、JavaScriptの仕様に従います。
  より詳しくはこちらを参照ください     参考サイト: 独学JavaScriptなど

  <SCRIPT Language="JavaScript">
  <!-- 〜 //-->
  </SCRIPT>

  
5.Java Applet
  Java Appletプログラムを作ってコンパイルしたファイル(***.class)を、ブラウザで実行することが出来ます。 Java Appletプログラムを 開発するキット(SDK:Standard Development Kit)は、サンマイクロシステムズから インターネット上で無償で提供されています。
  コンパイルされたファイルは、HTMLファイルの中では<APPLET>タグで次のように記述します。

  <APPLET CODE= "***.class" WIDTH = 100 HEIGHT = 30>
             ↑              ↑
           アプレット      アプレットの幅と高さ

  具体的には、こんなこと: RunPacこんなこと: Wave が出来ます。(←文字をクリックして下さい)

  参考サイト: Java講座   Free Java Applets 

6.Flash アニメ
   Webで動画や映像を表示しようとすると、ファイルサイズが大きくなり、ファイル転送が間に合わなくなり勝ちです。 通信回線のデーターをなるべく少なくして高解像度の画像を表示する手法の一つが、flashアニメ です。その本家本元は、 Macromedia Flashです。
 同じようなことをする無償のソフトも配布 ( ParaFla ) されています。この具体的例は こちらを参照して下さい。
 
7.Gif アニメ
   画像ファイルに何枚かの画像を盛り込んで、それを次々に切り替えてアニメーション効果を持たせる方法として、画像を「 Gifアニメーション画像」として保存する方法があります。
  「Gifアニメーション画像」は一枚のgif画像のように扱えますが、作成するには、特別のソフトを使う必要があります。
   Gifアニメ作成ソフト: Giam  EDGE  ペンギン工房  ウゴツール
 

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